大学内の礼拝堂と集会施設の計画。
路を挟んだ二つの施設が一体感を持ち、周辺に対して開かれ、人々が親しみ集まれる場を目指した。
互いの敷地の角を向かいあわせに開き一体の広場とした。庇の下の空間は、開かれた広場と、親密さ/聖域として閉じた礼拝堂とを繋ぎ、その連続する開放性のグラデーションが、人を招き、様々なシチュエーションに対応する空間を構成している。
礼拝堂は、知・徳・体の三位一体の調和を表す校章、キリスト教の三位一体との共鳴、敷地から導かれたおおらかな三角柱からなり、弧を描いて切り取られたスリットが人々を導き入れ、内部には上昇感をもつ神聖で象徴的な光をもたらしている。
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