カフェの什器兼可動屋台、「しあわ世ヤタイ」が到着しました。

世田谷福祉作業所のユニークな取り組みとして、地域のスペシャリストと協働して魅力的なこだわりの逸品・作品をつくっています。それらの展示・販売の為の什器として、そしてそれらを地域のイベントにもお届けするために、その什器を可動屋台にもなるものとして設計しました。

大人の女性一人でほぼ動かせるスムーズさ、安定性、耐久性、可変性を追求しています。
こちらもインテリアと合わせて、鉄のフレーム以外は国産の桧材で造っています。
屋台としての展開性も実験中で、そちらはまた改めましてご報告します。

カフェの中心ともなるカフェカウンター造作工事です。

桧の柱梁でおおらかなフレームを作り、アルミの垂木屋根をかけて高さを抑えて、人がたたずやすい拠り所を生んで、昭和の施設的な無愛想で均質な空間にヒューマンスケールをつくります。
ここで働く利用者さんとスタッフをイキイキと演出するフレームになったら嬉しいです。

いよいよ工事がスタートしました。
家具工事、いい精度で組み上がっています。
家具の材料は国産材を中心に選定していますが、サンプルで吟味した桧のカウンターが綺麗です。